かめかめ・かめラ
JR北海道全線制覇
(北海道)
(2006/10/13-21)

【7 釧網本線・花咲線】
(2006/10/19-20)(記 2006/10/29)



10月19日〜20日の行程

 夢を見た。大地震の夢だ。それでもちょうど免震構造の建物内にいたようで、被害はなかった。当然早めに目が覚める。天気は快晴である。“網走駅そば”で天玉そば(420円)を食べる。始発列車よりも前に開いているのがうれしい。駅弁の売店はまだ閉まっていた。6時41分釧路行きの入線時刻を聞くと30分頃だと教えてくれた。

 
ホテル〜駅 ◇ 網走駅構内

【網走6:41〜10:07釧路】<釧網本線完乗>

 
車両 ◇ 行き先表示

 1両セミクロスでお見合い式。オホーツク海が朝日に輝き、知床連山がよくみえる。やはり平日の朝の当たり前の風景として、高校生が少しずつ増える。原生花園駅では駅の真ん前で馬の放牧。


昨日と違って穏やかなオホーツク海



 知床斜里駅で向きを南に変えた路線は、斜里岳にだんだん近づいていく。清里町で高校生が大量下車し、車内がガラガラになる。線路はだんだんと登りになってきている。左右とも紅葉がきれい。緑駅で5分停車。川湯温泉や摩周で乗客が多くなり混み始めた。

 
車窓

 
車窓 ◇ 美留和駅

 丹頂鶴の餌付けで有名な茅沼駅に着き、これから釧路湿原に突入である。平らな湿地と川が織りなす自然風景は美しい。カヌーが水面を走っていた。次の塘路駅では中国人の団体客で満員になる。さすがは国際的な観光地の釧路湿原である。東釧路駅の次が終点の釧路駅である。

 
茅沼駅 ◇ 釧路湿原

 
釧路湿原

 
釧路駅名標 ◇ 駅舎

 釧路駅のコインロッカーに荷物を預け、駅周囲を散策した後、ホームにあがる。釧路湿原ノロッコ号が大人気であり、ホームに行列ができていた。なぎら健壱がノロッコ号のロケをやっていた。

 
記念スタンプ ◇ 釧路湿原ノロッコ号

 
ノロッコ号の行列 ◇ なぎら健壱のロケ

【釧路11:01〜13:08根室】快速ノサップ

 それに対して快速ノサップは1両セミクロス転換型シート。お客さんはあまり多くない。釧路〜根室は根室本線ではあるが、別名“花咲線”と呼ぶらしい。さて厚岸湾が右手に見えると厚岸駅に到着である。厚岸駅を過ぎると厚岸湖から別寒辺牛湿原を通る。車窓からの眺めはある意味において釧路湿原よりも雄大である。

 
快速ノサップ ◇ 車内

 
厚岸湾 ◇ 厚岸湖


別寒辺牛湿原



 浜中駅を過ぎるとあたりは見渡す限りの牧場となり、絶対に人より馬や牛が多いということが実感できる。厚床駅から乗客は3人となり、落石からはわずか2人となった。落石駅手前では落石岬や落石湾が見え、前後の車窓も日本離れしている。スケールがでかい。

 
車窓 ◇ 落石岬

 
落石湾 ◇ 広い広い牧場

 根室本線の終着駅の根室駅に到着した。風が強くて寒い。「北方領土を返せ」という看板が目立つ。根室駅は有人駅では最東端の駅にあたる。

 
根室駅名標 ◇ 駅舎

 
最東端の駅(有人駅では) ◇ 「返せ! 北方領土」

 
記念スタンプ ◇ 記念スタンプ(東根室駅のものだが根室駅にある)

 “エスカロップ”という地域限定の食べ物を食べたくて喫茶ニューモンブランに向かう。エスカロップ(840円)とは、炒めたバターライスの上にデミグラスソースのかかったカツライスで皿の端にサラダを添えたもので根室にしかないらしい。デミグラスソースの上からウスターソースをかけて食べた。エスカロップをyahooで検索すると、いろいろなストーリーが書いてあり興味深い。

 
喫茶ニューモンブラン ◇ 店内

 
店内 ◇ エスカロップ

 根室駅でキオスクのおばさんに「手袋おいてませんか?」というと「ここにはないけどポスフールというお店にいけばあるから今地図を書くわ」と言う。「東根室駅に行ってから歩いて帰ってくるからその時に探してみます」といったら笑いながら驚いていた。快く教えてくれたからお姉さんにしておこう。

【根室13:50〜13:52東根室】


車両

 東根室駅が正真正銘の最東端駅となるので行ってみた。

 
東根室駅名標 ◇ 駅全景

 
最東端の駅の表示

 根室市街まで歩きながら手袋を売っていそうな店を探す。結局ポスフールまで来てしまった。手袋(900円)と耳当て付きの毛糸帽子(1,980円)を買い寒さに備える。道路の案内板にもロシア語が並記されていたが、ポスフールのトイレにもロシア語があった。

 
道路案内(ロシア語並記) ◇ ポスフールのトイレ(ロシア語並記)

【根室15:50〜18:07釧路】 

 釧路へ戻る。16時15分頃、列車が急にスピードを緩めた。何事かなと思ったら、鹿が線路を渡っていった。その後は日が落ちてうたた寝をしながら釧路に戻った。釧路では釧路ラーメンの名店“河むら”でラーメンを食べる。あっさりとした和風のスープと細めの麺が美味しい。今晩は、23時発の寝台特急まりもで札幌に向かうためにまだまだ時間がある。ただ皮肉なことに釧路の夜は手袋や毛糸の帽子をかぶるほど寒くない。

 末広町の“かど屋”という交差点の角にある店に入る。「メニューは?」と聞くと、「食べるものはつぶ焼き(850円)のみです」とのこと。つぶ貝専門店に入っちゃったかぁ、と一人でつぶやき(笑)、生ビール(500円)とともに注文する。これが絶品であった。さすが専門店である。店主が「炉ばた焼きとか食べるのならすぐそこに姉妹店があるから案内しますよ」と言う。こんな絶品のつぶ貝を食べさせてくれるお店の姉妹店なら間違いはないだろうと、目と鼻の先にある「炉ばた くし炉 番小屋」に向かった。人気店なのか満員の盛況である。そこでは、サンマ刺身、クジラ刺身、ししゃもとサワーを何杯か飲んだ。隣りの地元の人としばし“ししゃも”談義をする。首都圏のししゃもはししゃもじゃない。そしてししゃもは鵡川が有名だが、鵡川よりも白糠(釧路の近く)のししゃもの方が美味しいなどと。

 
末広町の歩道 ◇ つぶ焼き

 
サンマの刺身 ◇ クジラの刺身


ししゃも

【釧路23:00〜5:50札幌】寝台特急まりも

 
まりも案内 ◇ ここでもホームに自動車

 
まりも車両 ◇ 行き先表示

 
B寝台 ◇ 座席もある

 北海道フリーパスグリーン車用の特徴を生かして、B寝台に乗る。はっきり言ってガラガラである。対面の人と話をすると「今は6,300円ですが来月からは3,000円になりますからもう少し増えるでしょう」とのこと。食事は済んでいるし、アルコールは入っているしといい気持ちなので、ベッドメイキングをして寝ることとする。横になったら3秒以内に入眠できた(笑)。秒殺の術である(爆)。夜中に3回ほど目が覚めてトイレへ行く。5時過ぎには外が明るくなってくる。札幌の路面は濡れているようだが、今は雨は落ちていない。予定通りに札幌駅に到着した。
【1 北斗星で函館へ】  【2 江差線・大沼公園】  【3 日高本線】  【4 函館(山)線・留萌】  【5 宗谷本線】  【6 石北本線】  【7 釧網本線・花咲線】  【8 夕張・新得・富良野】  【9 一日散歩きっぷ】