かめかめ・かめラ
JR北海道全線制覇
(北海道)
(2006/10/13-21)

【8 夕張・新得・富良野】
(2006/10/20)(記 2006/10/29)



10月20日の行程

 今日の宿泊予定のホテルへ行き手荷物を預ける。コインロッカーを含めて手荷物を預けたのは、函館・苫小牧・音威子府・網走・釧路・札幌と多い。リュックだけの軽装になれるので非常に便利だ。札幌駅周辺を散策して駅へ戻る。平日の朝なので通勤客や高校生などで利用客はどんどんと増えてくる。飲食店はマクドナルドやロッテリアやなか卯などもあったが軒並み7時30分開店だ。駅弁の売店は7時頃から開いたので、鮭めし(1,000円)を購入した。駅に入ると“Six-One Half”というお店があり、店頭でおにぎりと豚汁のセットを売っていた。店名の通りに6時30分から営業しているようだ。明日の土曜日でも6時30分から営業しているかを尋ねると営業しているとのこと。明日は利用しよう。正直言うと朝から駅弁は腹に重い。

 
札幌駅舎 ◇ 記念スタンプ


鮭めし包装

【札幌8:02〜8:57新夕張】スーパーとかち1号

 
スーパーとかち1号 ◇ 行き先表示


鮭めし

 帯広行きのスーパーとかち1号である。グリーン車は空いている。ゆっくりと駅弁を食べていると、女性客室乗務員からいつも通りのおしぼりと飲み物のサービスがあり、今回は緑茶をいただいた。こうすれば駅弁を買うときにお茶を買わなくてもよいのである。追分を過ぎて山の中に入っていく。新夕張で下車する。

 
車窓

【新夕張9:03〜9:29夕張】<石勝線完乗>

 
車両 ◇ 行き先表示

 炭鉱やメロンで栄えた夕張市は、「炭鉱から観光へ」のかじ取りがうまくいかずに、最近では財政破綻から財政再建団体になってしまった。そんな地元の寂しさを包み込むように1両セミクロス固定式(ボックス式)の車両が登り坂を駆け上がっていく。急な登り坂のようでかなりのパワーを出してゆっくりと登っていく。昔はこの路線は夕張炭鉱からの石炭を室蘭港まで運ぶために多くの貨物列車が通り、戦後の日本経済の復興を支えたはずだ。栄枯盛衰。虚脱感のある山からの冷たい秋風は、街に冬を告げる前に夕張の財政に冬を告げたようだ。山の紅葉も、他の地域よりも赤色が多いのは気のせいだろうか。26分で終点の夕張駅に到着した。夕張駅のすぐそばにホテルマウントレースイという巨大なホテルがある。この将来もどうなるのだろう。

 
紅葉

 
夕張駅名標 ◇ 駅舎

 
車止め ◇ ホテルマウントレースイ

【夕張9:38〜10:00新夕張】

 下り坂なので、さっきとは異なり軽快な足取りでラクラク下っていく。所要時間は22分と登りと4分も異なる。

 
新夕張駅名標 ◇ 駅構内

【新夕張10:05〜11:07新得】スーパーおおぞら3号

 さて新夕張で釧路行きのスーパーおおぞら3号に乗り換える。こちらのグリーン車は8割くらいの乗客だった。ここからは新夕張〜34.3km(1位)〜占冠〜21.3km〜トマム〜33.8km(3位)〜新得と駅間距離が長いものが続き、新夕張〜占冠はJR全体で1位、トマム〜新得は3位である。ちなみに2位は先日通った石北本線の上川〜上白滝間で34.0kmである。小田急線では伊勢原〜生田(向ヶ丘遊園の手前)までがちょうど34.3kmであり、伊勢原から小田原までは30.3kmしかない。東海道線では横浜〜平塚間が35.0kmとなる。北海道の広大さを痛感する。またこの新夕張〜新得までは特急列車しか走らないため、通常の乗車券でも特急列車の自由席に乗ることが出来ると言う特典がある。新狩勝トンネルを出ると眼下に十勝平野が広がる。雄大な景色で日本三大車窓の一つに数えられている。くだりの特急よりもゆっくり走る登りの普通列車の方がよい景色が望めそうである。帰りに期待する。

 
車窓 ◇ 占冠駅

 
十勝平野を望む

 新得駅に着いた。新得そばが有名である。駅舎の写真を撮ったりしながら時間をつぶし、駅そばで山菜そばを注文すると「ちょっと時間がかかるけど・・・」と言われたので断った。まぁ列車に乗り遅れることはできないからやむを得ない。でもこの判断が滝川でのプチ発見につながった。

 
新得駅名標 ◇ 駅舎


記念スタンプ

【新得11:32〜14:15滝川】<根室本線完乗>

 
車両 ◇ 行き先表示

 新得からは滝川行きの1両セミクロス固定式(ボックスタイプ)。次の落合駅まではなんと28.1kmもあり、しかも登り坂なので35分もかかる。そのかわりに三大車窓の一つはゆっくりと楽しみことができた。


山側風景



 新狩勝トンネルを抜けると落合駅である。妻の旧姓なので記念にパチリ。元広末涼子ファンとしては、映画“鉄道員(ぽっぽや)”の幌舞駅の舞台となった幾寅駅も見逃せない。幾寅駅には依然と“幌舞駅”の看板も残っていた。幾寅を過ぎると右側に、かなやま湖が見えてくる。車掌に変化があって楽しい区間だ。鉄橋で湖を渡り、金山駅を過ぎると空知川に沿って進路を北に変え、“北の国から”やラベンダーで有名な富良野はもうすぐである。

 
落合駅 ◇ 車窓

 
幾寅駅(幌舞駅)

 
かなやま湖

 富良野を過ぎ列車は終点の滝川へ向かう。途中の芦別駅では町おこしであろうか「星の降る里 芦別」の看板が目に入った。平岸、赤平と徐々に地元客を増やしながら滝川に到着した。


芦別駅

 滝川といえば児童自殺問題で教育委員会が揺れていてそれも大きな問題だが、滝川といえばやっぱりクリステルのニュースJAPANである(笑)。“たきかわ”と“たきがわ”の違いがあるが問題ではあるまい。さて今日はここまで駅弁一つしか食べていないのでお腹が空いてきた。駅前食堂に期待していたが駅前から見渡すかぎり見当たらない。直感を頼りに駅周辺を散策する。するとあったじゃないですか! 琴線に触れる大衆食堂が! その名も「高田屋食堂」だ。店構えをみたとたんに確信した。真っすぐとお店に入る。チャップ丼が有名らしいのだが、今日は味噌ラーメンを注文する。白みそベースの油も少なめで、いわゆる札幌味噌ラーメンよりもあっさりしているが満足の一言である。明日も滝川で時間があるのでまた寄ってしまうだろうなぁ(結局寄ってしまった)。

 
滝川駅名標 ◇ 駅舎

 
駅前 ◇ またまたファイターズ

 
高田屋食堂


記念スタンプ

【滝川15:20〜16:27富良野】

 
車両 ◇ 行き先表示

 滝川駅でもホームに自動車が入っている。北海道では常識的なことなんですかね。さて富良野までの列車はやはり1両セミクロス。地元客を10人くらい乗せて出発である。富良野駅に到着するころには日が陰ってきた。

 
富良野駅名標 ◇ 駅舎

 
北海道のへそ@ホーム ◇ 観光案内

【富良野16:57〜18:17旭川】<富良野線完乗>

 
車両 ◇ 行き先表示

 富良野からは富良野線で旭川まで行く。6-7月頃はこのあたりはラベンダー人気でおそらく大賑わいになるんだろうな。今日は時期も違うし日も暮れている。平日の夕方なので高校生が中心である。人の移動が多いのか、車両は2両のセミクロス(2列+1列タイプ)であった。中富良野駅や上富良野駅で高校生は大量に下車した。ここらあたりまでが通学圏なのだろう。

【旭川18:30〜20:00札幌】ライラック20号

 旭川からはライラックで札幌へ戻る。ライラックはグリーン車がないので普通の指定席(uシート)である。わずか1時間半で札幌に到着する。夕食は札幌駅地下直結のエスタの10階にある札幌らーめん共和国へ行く。内装はレトロに統一してあり、線路と機関車もあった。名古屋麺屋横丁と同様なコンセプトであろう。白樺山荘でみそラーメンを食べる。高田屋食堂のみそラーメンとは異なり、こってりとしていかにも札幌の味噌ラーメンといった感じだった。

 
札幌らーめん共和国

 
札幌らーめん共和国
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