かめかめ・かめラ
北海道妄想の旅1978
(北海道)
(1978/10/1-20)

【14 富内線】
(1978/10/14)(記 2018/1/26)

北海道妄想の旅1978:53札幌〜苫小牧〜鵡川

【1】
 1978年10月14日の旅(1)

【1】
 今日の旅の出発は、6日前の10月8日と同じ急行えりも1号。

【1】
 苫小牧で併結されていた急行ちとせと分割され、進行方向を逆にして日高本線で鵡川を目指す。

【10】(鵡川駅)

【10】(鵡川駅)

【46】(鵡川駅)
 6日前には急行えりも1号の終点で、日高本線の終点でもある様似まで乗車したが、今日は鵡川で下車する。

札幌0740-0838苫小牧0842-0909鵡川 急行えりも1 千歳線/日高本線 202D/4801D
北海道妄想の旅1978:54鵡川〜富内〜日高町

【1】
 1978年10月14日の旅(2)

【1】
 31分の待ち時間で、富内線の車中の人となった。富内線は、最初は鵡川沿いを遡り、そして山を越えて沙流川沿いを遡り日高町まで行く。日高峠を越せば、現在建設中の石勝線の占冠駅に通じる路線であり、その占冠駅経由で根室本線金山駅付近まで延伸する計画があった。

【4】
 日高本線から左に分かれて北東に進む。山に突き当たったところで右に折れて豊城(とよしろ)に着く。

【10】(春日駅)
 豊城から山地の南側を鵡川と川西幹線用水路とに挟まれて進み用水路を渡って春日を過ぎ、山裾を左に周り鵡川沿いに北東に進む。

【10】(旭岡駅)
 旭岡から鵡川は北に曲がるので線路も北に向かう。

【10】(栄駅)
谷の間を進んで栄を過ぎてさらに北上する。

【10】(栄〜豊田)
 谷間の平地は水田だがだんだん狭くなっていく。そのため線路はとてもまっすぐには進めない。左の山裾に従って右に左にまわる。

【10】(豊田駅)
 豊田からキナウス川を渡り、さらに谷を遡る。

【10】(穂別駅)
 右に穂別橋が見えてくると集落があり、穂別に着く。

【9】(穂別〜富内)
 穂別川を渡り東に進む。いくつもの沢を渡り、断崖の下を通って富内に着く。

【9】(富内駅)
 この列車はこの富内が終点である。

鵡川0940-1047富内 富内線 4935D

【10】(富内駅)
 富内駅を出て食堂を探すがお店が見つからない。民家はあるが外食できるお店が見当たらない。駅を出て大きな道を右折し、次の角を左折すると鵡川に出る。河原に降りて、一休みしよう。

 さわやかな風に誘われて居眠りしてしまったようだ。お腹が少し空いているが旅を続けよう。

【4】

【1】
 さて13時12分発の日高町行きの普通列車に乗る。富内を出ると右折し、鵡川を渡り南に谷をつめていく。鵡川からは離れて走る。

【9】(富内〜幌毛志)

【9】(富内〜幌毛志)
 日振(ひぶり)トンネルをくぐり谷を下って沙流(さる)川の流域に入る。

【46】(振内〜仁世宇:沙流川)
 幌毛志(ほろけし)、振内(ふれない)を経て、沙流川を渡り短いトンネルをくぐると仁世宇(にせう)。また沙流川を渡り北東に向かう。

【10】(岩知志駅)
 渓谷を国道に寄り添って遡り、岩知志に着く。

【9】(岩知志〜日高岩内)
 この先で川を二度渡り、右手に岩知志ダムの堰堤を見る。

【10】(日高岩内駅)
 日高岩内の前後でダムを見下ろす形になる。

【10】(日高三岡駅)
 北に進んで短いトンネルをくぐると日高三岡で、谷が少し開けて終点の日高町に着く。

【10】(日高町駅)

【10】(日高町駅)

【10】(日高町駅)

【7】(日高町駅)

【9】(日高町駅)

【7】(日高町駅)

【10】(日高町駅)

【7】(日高町駅)

富内1312-1409日高町 富内線 937D 【富内線完乗】

【8】
 なお日高町駅から北へ向かい占冠を経て根室本線の金山までの計画があったが中止された。占冠を東西に走る点線は石勝線として3年後に開通の予定である。  

 すでに午後2時過ぎでお腹がかなり空いてきたので、遅めの昼食を食べよう。

【HPから】(日高食堂)

【HPから】(日高食堂)
 駅から徒歩5分のところに地元の人おすすめの日高食堂がある。

【HPから】(もりそば@日高食堂)

【HPから】(もりそば@日高食堂)
 食堂といってもお蕎麦屋さんだ。もりそばを注文。意外と言っては失礼だが、意外に美味しい。まだお腹が空いているので、次におろしそばも注文した。

【HPから】(おろしそば)
 おろしそばも美味しい。満足、満足!
北海道妄想の旅1978:55日高町〜鵡川〜苫小牧〜東室蘭〜伊達紋別

【1】
 日高町を後にする。15時32分に日高町を出発して普通列車は、富内駅で対向列車と列車交換のため7分ほど停車する。

【1】
その後は苫小牧まで直行する。途中の勇払駅で普通列車の静内行きと列車交換した。

日高町1532-1740鵡川1755-1827苫小牧 富内線/日高本線 4942D/840D

【6】(第一洋食店)
 夕食は、第一洋食店に決めていた。ここは大正8年(1919年)創業なので、来年が60周年ということになる。

【6】(第一洋食店:二階個室)
 お店へ伺うと二階に和室の個室があるというのでそこを希望した。

【16】(ビーフシチュー@第一洋食店)
 第一洋食店といえばビーフシチューである。早速注文した。しばらくして出てきたビーフシチューは2週間かけて仕込んだドミグラスソースを使い、牛肉は6時間も煮込む。とろける美味しさである。和室の個室で落ち着いた雰囲気でいただくビーフシチューは格別であった。

【1】
 苫小牧からは急行ちとせ20号東室蘭行きに乗る。

苫小牧1941-2030東室蘭 急行ちとせ20 室蘭本線 1210D

【1】
 東室蘭で普通列車に乗り換えて伊達紋別へ向かう。

東室蘭2050-2119伊達紋別 室蘭本線 244

【12】(美喜食堂)
 ビーフシチューだけではちょっと物足りない(笑)。伊達紋別駅前にある美喜食堂に立ち寄る。ここは昭和35年(1960年)に開店した駅前食堂である。

【12】(美喜食堂メニュー)
 いろいろなメニューがあるが、一番右には「しょうが焼き定食」と書いてある。早速注文した。

【12】(しょうが焼き定食@美喜食堂)
 しょうが焼き定食が出てきた。ボリュームたっぷりの正真正銘のしょうが焼き定食だった。新鮮な野菜も美味しい。

 さて、今日の宿であるダテプリンスホテルに向かおう。夜のスポーツニュースでは、今日から始まったプロ野球日本シリーズ第1戦で前年まで3年連続でシリーズを制覇していた阪急ブレーブスが初出場のヤクルトスワローズに6対5で勝ったことを伝えていた。
【1 夜行で青森へ】  【2 道南8の字めぐり】  【3 松前線・江差線】  【4 岩内線・瀬棚線】  【5 胆振線】  【6 相生線・釧網本線】  【7 標津線】  【8 千歳線・日高本線・広尾線】  【9 白糠線・池北線】  【10 石北本線・富良野線】  【11 士幌線・根室本線・札沼線】  【12 興浜北線・興浜南線・渚滑線】  【13 湧網線】  【14 富内線】  【15 夕張線・室蘭本線】  【16 幌内線・万字線・歌志内線】  【17 深名線・留萌本線】  【18 羽幌線・天北線】  【19 美幸線・名寄本線・宗谷本線】  【20 函館本線】